web拍手ログ21・戦国無双2
三成「突然だが、これから無限城に行って来る」
左近「本当に突然ですね。理由とか訊いた方が良いんですか?」
三成「何だその学生的な受け答えは。…まぁいい。
俺が無限城に行く理由はな、一言で言うと、金だ。至急の要り様が出来たのだよ」
左近「至急、ですか」
三成「そうだ」
左近「今ここにある仕事を放り出さねばならぬほど、ですか?」
三成「俺は『石田三成』という戦国無双2のキャラクタとしての役目を全うする事以上の仕事はないと思っている…そんな些事、やってられっか」
左近「後半に物凄い本音と言うか投げやりな台詞が飛び出ましたね」
三成「だからな、こうして俺たちがグダグダと会話をしていても、普通に大名として生活や執務をしていても、いきなりプレイキャラ選択で選ばれ、ゲームに召喚されることも十二分に考えられるのだよ。そんな時はプライベートを放り出し、ゲームのキャラクタとしてプレイヤーに奉仕せねばならんのだ!
そして今回俺は、金が必要なプレイヤーの為に無限城を上る」
左近「それはありえませんな」
三成「何故だ?」
左近「だってコレ、二次創作ですもん」
三成「……だよな…」
左近「さ、仕事に戻るとしましょう…――って、ええっ?!今ですか!」
三成「どうした左近!電波でも受信したか?」
左近「違いますよ!実は…ゲームの方に召集が掛かりまして…直ぐ戻りますからサボらないで下さいよ!」
三成「…これって二次創作ではないのか…?」
勿論二次創作ですよ!
web拍手ログ22・現代バサラ
元親「なー元就ぃ」
元就「何だ小遣いでも欲しいのか」
元親「何時俺が金品を要求するような発言したんだよ
ちがくて、今度の週末にさ」
元就「いきなりそんな事を言われても、予定を空けるのは容易ではないのだが」
元親「ちげぇよ!誘ってねえよ!俺の話最後まで聞けよ!」
元就「我は忙しい。簡潔に3文字以内で要約せよ」
元親「え、え~と?」
元就「貴様、我を愚弄する気か…!
『え、え~と』のみで我に何を分かれと?」
元親「(コイツこんなに話が通じない奴だっけ)
だからさ、今度の週末に俺宛の荷物が届くから」
元就「適切に処分しておくのだな。了解した」
元親「いや別に、捨てろ、とか言ってねえよ?俺。
ただ受け取ってくれるだけで十分なんですけど?」
元就「用件はそれだけか」
元親「あぁ、まあな…」
元就「そこに一つ問題が発生した」
元親「え?何だよ」
元就「我は週末に予定がある。よって、貴様の荷物とやらを受け取れないのだが」
元親「お前もどっか出掛けんの?」
元就「いや、真田より借りたこの『信玄の野望~風林火山篇~』を今週中にクリアしたい」
元親「家にいるんだったら出てくれたっていいだろぉ?!」
元就「…人に頼みごとをする際に、手ぶらで良いのか?元親よ」
元親「――お土産は何が良いですか?元就さん」
元就「決まっておろう。
日りn」
元親「すいませんそれ以外でお願いします」
元就「…ちっ」
結局お土産はカニでした。