web拍手ログ12/戦国無双2
三成「…左近、俺は最近考えていることがある」
左近「何ですか急に改まって」
三成「巷では良く『石田三成×真田幸村』みたいな表記があるだろう」
左近「さりげなく自己主張しましたね…」
三成「黙れ。だが疑問に思うのは、何故人間を数式のように乗しているのかということだ」
左近「それって、そういう意味と違うのではないですか…?」
三成「(無視)掛けた結果、何が答えとして導き出せるのだろうか…
今回はそれを検証してみたい」
左近「(突っ込んでたらキリがないな)はあ…」
三成「要は倍数になるのだよ。
上の数式で行くと、俺が幸村の倍数だけ増えることになる」
左近「何か怖っ!」
三成「だが、幸村は一人、俺も一人だ…
(一人)×(一人)=…一人の二乗はやはり一人か?
とすると石田三成×真田幸村=石田三成ということになるのか?」
左近「…幸村殿、消えましたね」
三成「ああ。どこへ消えてしまったのだろう…」
左近「……。」
三成「あ、あと石田三成+真田幸村という表記もあったぞ!
その式では、俺の中に幸村が取り込まれる形になるのだろうか?」
左近「喰うんですかい」
三成「そんな破廉恥な!」
左近「それは殿の脳内でしょう?!」
三成「――左近、最近、お前の発言は耳に余るものがあるのは俺の気の所為か?」
左近「目です。殿、目に余るですよ。そして思いっきり気の所為です」
三成「そうか?まぁ、人肉は不味いと聞くしな。
それに、俺の胃はそれほど丈夫ではない…人を一人分も食べる事など不可能だ。
更に脳や脊髄を食べると異常プリオンで大変な目に遭うって兼続が!」
左近「…あの人、ドコでそんな知識を仕入れてくるんですか」
三成「未来ではそれが原因で食肉の安全が揺らいでるらしい」
左近「一応、戦国の我らは大丈夫でしょうよ」
三成「その考えは不義だぞ。我らは未来にも責任を持たねば。
戦国時代から『脳・脊髄はNO!』を唱えておけば、未来の食卓は安泰なのではないか?」
左近「脳と否(ノー)をかけてるんですか」
三成「駄洒落混じりの方が、民の心に残るかと思って…」
左近「……。」
今日の豆知識 from 兼続
人の脳を食べると、海綿みたいな脳みそになって死ぬらしいぞ!気をつけろ!
あと人肉は結構評価が分かれる食材らしい。
web拍手ログ13/戦国BASARA
現代ではなく、戦国です。
しかもちょっと、外伝のネタもあります。
幸村「サホぉおおお―――っ!!」
(打撃音)
佐助「ぐはあぁっ!」(ダメージ大時の声で)
幸村「佐助っ…!腹を切れ!」
佐助「――何で…?あと、さほ、って何?」
幸村「佐助のアホ、略してサホだ(マサルさん参照)
それよりも!俺はお前の事を信じていたのに…!よくも裏切ったな、佐助ぇ!」
佐助「え、ちょ、ちょっと旦那、泣いてないで説明してよ!
いきなりアホ呼ばわりされて殴られて吹っ飛ばされた挙句に裏切り者って言われた俺様の身にもなってよ!」
幸村「ええい、しらばっくれた所でネタは上がっておるのだ!観念しろ!」
佐助「…旦那ってそういうキャラだっけ?」
幸村「何を言っている?さては、まだとぼける気か!」
佐助「(わー本気の目だー)とぼけるも何も、俺様が何したって言うのよ」
幸村「俺はずっと…お前に騙されていたのだ…!」
佐助 ギクッ!「(まさか天狐仮面の正体バレた?!)」
幸村「その態度、やはり心当たりがあるのではないか!」
佐助「い、いやぁ…だって大将にも口止めされてるし…旦那の為を思って、ねえ?」
幸村「お館様も仰っていた!佐助、お前が――」
佐助「(ぅわー大将自分がバレたからって何で俺まで巻き込むんだよっ…!)」
幸村「二段ジャンプの際に召喚している鳥が、カラスではない、という事を!」
(何かジャーン!みたいな効果音)
佐助「………。え?」
幸村「何故、黙っていたのだ?!」
佐助「旦那…そんな事で俺様に切腹を…?」
幸村「そんな事とは何だ!無印時代から、ずっとカラスだと思っていたのに…!」
佐助「いや、だって…アレは忍の技で召喚する特殊な動物で、別にカラスだなんて俺様一言も…」
幸村「黒い鳥はカラスだろう!他にそんな鳥がいるか?」
佐助「だから、アレは特殊なんですって」
幸村「――そうなのか?」
佐助「そうなんです。大体、人間一人を吊るして飛べるカラスなんていないでしょうに」
幸村「……そうだったのか…すまぬ、佐助」
佐助「いや、まぁ…旦那に頭下げられちゃ、何も言えないよ。…切腹しなくて済んだし」
幸村「本当にすまなかった…」
佐助「(しおらしい旦那も結構新鮮だなーなんて)…仮面のことじゃなくてよかったよ…」
幸村「? 仮面?」
佐助「!いや何でもないよ」
幸村「佐助の友人の天狐仮面のことか!その後姿を見ないがお達者か?」
佐助「(あれ?全然バレてないよ)…うん、元気みたいだよ…」
佐助の寿命がごっそり削れた日。
アレ、本当にカラスではないらしいです。
web拍手お礼ログ14/戦国BASARA
現代ではなく、戦国です。
しかもちょっと、外伝のネタもあります。
政宗「おい、小十郎」
小十郎「何でしょうか」
政宗「何だじゃねェよ。お前のそのネギとゴボウは何だッつってンだよ。戦場ナメてンのか?」
小十郎「畏れながら申し上げます」
政宗「言ってみろ」
小十郎「この『滋養』は由緒ある武器なのです」
政宗「どこの世界にネギでぶった斬られる敵がいンだよ」
小十郎「あれは、私が寝ているときでした――」
政宗「テメ…っ!誰の許可で語り出してンだ!」
小十郎「神々しい光とともに、ある御方が枕元に現れたのです」
政宗「俺を無視すンなよ!」
小十郎「その御方は、深青色の衣を纏い、右手にゴボウを3本、左手にネギを3本持っておられました…
名こそ名乗られませんでしたが、その御方は私にこう告げられたのです。
『天を目指す竜の右目よ。そなたの最も愛するものに、力を授けよう…!』と。
目を覚ました私の枕元には、このネギとゴボウが置いてあったのです」
政宗「それがその野菜の由緒か」
小十郎「左様です」
政宗「それを俺に信じろと」
小十郎「やんごとなき御方の力を授かりしこの『滋養』で、お背中をお守り致しますぞ」
政宗「Go back home!
誰がンな与太信じるかよッ!さっさと奥州戻って普通の刀取って来い!!」
小十郎「…!何と、この小十郎を疑われるか!」
政宗「疑わねえ方がヘンだろーが、よおッ!
Ah?それとも今ココで、そのネギとゴボウごと刻まれてーのか?」
小十郎「政宗様…!
ならば、そこで見ていて下さい。この『滋養』の威力を!」
政宗「………。」
小十郎さんが、戦開始直後から『極殺』モードで突っ走って、敵さんを全滅させたらしいぜ。
しかもそのとき使ってたネギとゴボウは、戦が終わっても折れていなかったとか… (一般兵談)
小十郎「如何でしたかな?コレはただのお野菜とは違うのです」
政宗「…もうそれ野菜でも武器でもねーよ…」